臨床検査は体を知るために必要

自分の健康は自分で調べましょう

自分の体のことだけど、わからないことはたくさんあります。
体調を崩した時に自分の体に何が起こったのかが正確にわかるわけではありません。

医師であってもきちんと調べないとわからないことがたくさんあります。
体調を崩した時だけの話ではなく、普段の体調だって自覚症状はないけれど何らかの病気が進行している可能性もあるでしょう。
病気ではないけれど、このままでは病気を患う可能性がある人もいるはずです。

子供のころ、学校でいろいろな検査を行ったことを覚えていますか。
健康診断や尿検査や検便などがあったはずです。

面倒に思うこともあったかもしれません。
子供であればあまり異常が見つからないために、真剣に向き合ってはいなかったのではありませんか。

大人になるとそうはいきません。
きちんと検査を行って自分の体を知る必要があります。

加齢とともに体が変わっていき、生活習慣などで体調を崩すこともあるでしょう。
様々な検査がありますが、これらをまとめて臨床検査と呼んでいます。

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臨床検査ってなに??

この名称はあまり耳慣れないかもしれません。
たいていの場合は健康診断や検査と呼んでいるでしょう。

だから、なじみがない人が多いです。
これは私たちにとってとても重要なことですから、怠ることなく受けるようにした方が良いです。

臨床検査は大きく分けて2種類あり、尿検査や検便、細胞を採取して行う検査などは検体検査と言います。
このほかに、心電図や脳波など患者の体を直接調べる生理機能検査があります。

どちらも重要なので、どちらか一方だけではなく両方受けるようにしましょう。
血液検査を行えばいろいろなことがわかるとは言え、これだけではわからないことはたくさんあります。
生理機能検査も組み合わせることで病気の原因を探ることもできますから、必要に応じて検査を受けましょう。

病気を発見するためだけにこれらを受けるよりも、定期的に健康診断を受けて病気を早期発見したり、病気の兆候を見逃さないようにした方が良いです。
会社員であれば、会社で毎年健康診断を受けますが、そうではない人はなかなか難しいかもしれません。

しかし、定期的に臨床検査を行わないと自覚症状のない病気が進行してしまう可能性もあります。
病気を予防するためにも大事なことですから、何も症状がないからと言って受けないのは決して良いことではありません。

自覚症状のない病気が進行してしまう可能性も・・・

もちろん、健康診断を定期的に受けることも重要です。
何か自覚症状が現れた時には、必要に応じて検体検査を行ったり、生理機能検査を行う必要があります。

血液検査や尿検査などは行われることが多いかもしれません。
病気の原因を探るためには、たくさん調べることもあります。

頭が痛いからと言って頭だけを調べるとは限らず、他の場所に異常があることも考えられますので、何種類もの検査を受けることもあります。
それくらい人間の体は複雑にできていると言っても良いのかもしれません。
そこまでしてようやく原因がわかることもあります。

医療機器も年々進化していますので、検査を受ける時の体への負担も軽くなっています。
それでも、ある程度の負担があることもありますが、昔と比べるとかなり体への負担が軽くなっているはずです。

マンモグラフィーもどこで検査を受けるかによって痛みは違う

女性が心配することが多いマンモグラフィーと言えば、バストを挟んで乳がんがないかなどを調べます。
バストを挟む時に強い痛みがあると言われているので躊躇する女性が多いです。

どこでマンモグラフィーを受けるのかによって痛みは違います。
また、MRIで乳がんの有無を確認するクリニックもあるので、よく調べるとより体への負担が小さくて済むところが見つかるはずです。
しかも、MRIでしか見つからない乳がんがあると言われているので、クリニック選びもよく考えた方が良いかもしれません。

どこでどのような検査を行うのかによっても、体への負担が違いますし、より詳しい検査結果がわかるかもしれません。
自分でクリニックを選ぶ際には、できる限り最新機器を導入しているところを選んだ方が良いでしょう。

すでに、何らかの異常を感じている時もそうです。
本当の原因がわからなくていくつもの病院を受診する人もいます。
そうならないようにするためにも、医師選びだけではなく検査機器も含めて決める必要があります。

数値が高い項目があれば生活習慣を見直して防ぐ必要がある

健康で、特に体調に不安がないと臨床検査のことをあまり深く考える機会がないかもしれません。
誰もが一度は受けたことがありますし、大人であれば健康診断で何らかの指摘をされるでしょう。
病気が見つかればすぐに治療を始めて、病気ではなくても数値が高い項目があれば生活習慣を見直して防ぐ必要があります。

今後はますます検査機器が進化することが考えられます。
これは、私たちにとって朗報ではないでしょうか。

より一層、大きな病気を早く見つけられるようになるかもしれません。
体への負担が軽くなれば健康診断がより身近になることも考えられます。
医療技術が向上すれば、より健康で長生きする人が増えるでしょう。

鈴木さんが教える!台風に備えて様々な対策をしておこう

台風

1.鈴木貞一郎が考える台風への備えとは?

毎年梅雨のころから秋口まで日本列島に接近し、場合によっては大きな被害をもたらすのが台風です。

近年では日本に台風が上陸し大規模な洪水を引き起こしたり、高潮により多くの車が被害に遭ったり、そこから大規模な停電に発展したりと日本各地で多くの被害が確認されました。

自然災害は避けて通ることはできないものですが、日頃から万が一の時に備えをしておきたいものです。
特に台風は事前にいつごろどの地域に危害が及ぶのかということがある程度分かっているため、事前にしておくべき対策を行いたいと鈴木貞一郎は注意を促しています。

まず対策として雨戸のがたつきをチェックしましょう。
台風が接近すると、その進路にあたる地域はもちろんのこと、その周辺でも広範囲で強風や暴風雨などの被害が発生することになります。

普段では考えられないような強風が吹き荒れることになりますが、その中でも特に気をつけて早めに対策をしておきたいのが雨戸のガタつきです。

日頃から雨戸を使っている家庭は大丈夫かもしれませんが、肝心な時に雨戸を閉めようとしたら全く動かないことにでもなれば、大パニックになってしまいます。

雨戸を閉めることで窓の破損を防ぐことができます。
日頃から使っていないのであれば、メンテナンスを怠らずに、常にいつでも使用できる状態にしておくと安心です。

2.窓の周辺やベランダ、家の外回りも十分にチェック

そして窓の周辺やベランダ、家の外回りも十分にチェックしましょう。
これらは雨戸のチェックと一緒に確認しておきたいところです。

庭やベランダ、窓の周囲には植木鉢や物干し竿などの、危険なものがたくさんあります。

植木鉢や物干し竿なんて重いし飛ばないだろうと思っている人もいるかもしれませんが、これらは強風に飛ばされる可能性は十分にあり、万が一吹き飛ばされて誰かにあたれば大怪我にもつながります。

風雨が強まってくると屋外での作業は難しくなります。
そのため風雨が強くなる前に家の周りはしっかりと片付けて、外に出しておかなくてもよいものは影響を受けない場所へ移動させておくことが大切です。

また雨戸を設置していない家庭もあることでしょう。
このようなところは物が飛んできて窓が割れる可能性もあります。

このような場合には窓ガラス飛散フィルムなどを貼り補強しておくと安心です。
フィルムはホームセンターなどでも安価に購入ができ、通信販売でも購入することができます。

3.非常用の水や食料、懐中電灯やろうそくなど準備しておく

そして台風によって洪水や土砂崩れなどの自然災害が発生した場合には、一時的に自宅から出られずに孤立する可能性もあるでしょう。
そこまで自宅に被害が及ばなかったとても、断水や停電などによって水も使えない、電気も使えなくなることが考えられます。

ライフラインがすべて使えなくなり、家から孤立してしまうのです。
そのためにも非常用の水や食料、懐中電灯やろうそくなど中には、日ごろから非常袋などにまとめて準備しておくことが大切です。

飲料水や非常食などをしっかりと備蓄していても、実は賞味期限が切れているという話もよく聞かれるものです。
万が一の際に何も役に立たないことにもなるため、非常食や防災グッズは定期的にチェックをするようにしましょう。

特に毎年9月1日は防災の日に指定されているため、この日を防災アイテムのチェックをする日に決めるのもよいでしょう。
そして台風の接近により洪水の危険性がある地域は、屋内の浸水対策を考えましょう。

洪水が発生した場合には、屋内に水が侵入してくる可能性があります。

一階は水に浸かってしまう可能性もあるため、事前に貴重品や電化製品などのが水に浸かるのを避けるためにも、移動できるものは二階や高い場所に移動させておくと安心です。

4.上の階にも簡易トイレを準備しておくと安心

床上にまで浸水が及んだ場合に、電化製品は水没すると使用不可能となります。
また上の階にトイレの設備がない場合には、簡易トイレを準備しておくと安心です。

家屋が浸水すると元通りになるまでにはかなりの時間を要します。
日ごろから様々なことを想定し、非常時の対策をすることが大切です。

また車の安全対策も欠かせません。
自宅と同様に心配なのが車です。

特に車を屋外に駐車している場合には、洪水だけではなく風の対策も重要です。
できれば屋内の駐車場やガレージなどに避難させるのが一番です。

車を避難させる場合には水没の可能性がある地域や地下の駐車場は避けましょう。
万が一強風で車の窓ガラスが割れたり洪水で水没し廃車になることも考えられます。

この場合には車両保険に入ることで保険が適用されます。
車に水が流されたり土砂災害で埋もれる可能性もあるため、車に関する保険証などの書類はコピーを取ったり、違う場所に保管しておくことも大切です。

これらは車両保険に加入していることが前提です。
もしも車両保険を外している人は、近年の被害を参考にし、今一度保険の見直しを検討するのもお薦めです。

そしてなんといっても一番大切なのは自分の身を守ることです。
住宅や車に被害がなくても、自分に被害が及んではなにも意味がありません。

常に最新の災害情報をチェックし、危険を感じた場合には早めの判断で避難することを頭に入れておきましょう。

いろいろな芸能事務所が存在する!どうやって選べばいいの?

芸能事務所

芸能事務所の選び方

芸能活動をするには大きく分けて2つの方法があります、芸能事務所に所属する方法と事業主になって運営もしていく方法です。

一定の成功を収めた芸能人であれば後者を選ぶことも珍しくありませんが、新人にとっては非常にハードルが高いです。

したがって多くの場合は、前者の方法を選ぶことが芸能という分野への入口になります。

そこで重要なのは自分に合っている芸能事務所を選択することです。

いろいろな観点から自分との相性を探っていくことが求められます。

たとえば経済的な負担も重要な判断材料の一つです。

所属をしたら給料をもらえるので、お金の心配は不要だと思っていませんか。

もしくは給料の高さだけを気にしている人もいるかもしれません。

もしそのように考えているなら、すぐに認識を改める必要があります。

収入が出費を上回ってしまう可能性もあることを知っておきましょう。

芸能事務所によって経営の状態は千差万別というのが実情です。

毎月多額の利益を得ているところもあれば、利益の少ない月が続いているところもあります。

後者のようなケースにおいては、本来の芸能活動以外でも収益を得るための活動をしなければなりません。

そのため所属するのに費用が必要であったり、レッスンを受ける際に料金を求められたりすることも多いです。

もちろんお金がかかるからといって悪いことばかりではありません。

レッスン料をとっている場合は、他より充実したカリキュラムを組んでいることもあるでしょう。

レッスンを重視して芸能事務所を探しているなら良い選択肢になる

レッスンを重視して芸能事務所を探しているなら良い選択肢になります。

ただし経済的に余裕がある人であれば問題はありませんが、しっかりと収入を得たい人にとっては相性が悪いといえます。

雰囲気や人間性の相性も選択するときの大切な基準です。

芸能事務所は人間関係が非常に濃密な場所なので、それらに問題があるとすぐに辞めることになるかもしれません。

基本的に仕事は自分で取ってくるのではなく、営業職の人たちが所属している芸能人を売り込むことで受けてきます。

つまり自分だけが努力をしても、脚光を浴びるどころか仕事をすることすらできないのです。

ある程度仕事ができるようになると、スケジュールの管理はマネージャーに任せることになるでしょう。

出演のオファーもマネージャーを通して受けるようになります。

言い換えると、常にチームとして動いているという認識を持たなければなりません。

雰囲気に馴染めなかったり人間関係が悪かったりすると、とても働きにくい状況になってしまいます。

逆にそれらが良好であれば、のびのびと働けるので才能を発揮しやすくなるメリットがあります。

一匹狼のような性格の芸能人もいますが、そのような振る舞いが許されるのはある程度売れてからです。

最初からそのような態度で過ごしていると、仕事をもらえないどころか解雇になってもおかしくありません。

だからといって、本来の自分を偽って無理をしているとストレスが溜まって続けるのが難しくなるでしょう。

大切なのは無理をせずに過ごせるかどうかを事前に見極めてから選ぶこと

大切なのは無理をせずに過ごせるかどうかを事前に見極めてから選ぶことです。

また、環境についてチェックしておくことも忘れないようにしてください。

環境というのは所在地や所属している人数などです。

たとえば自宅から何時かもかかる場所であれば、当然のことながら通い続けるのは困難です。

睡眠時間が大きく削られることになりますし、しっかりとレッスンを受けるのも難しくなります。

近くに下宿できるような環境があれば良いですが、いろいろな事情でそう上手くはいかないケースも多いでしょう。

また人数が多すぎると、いろいろな弊害が生じることも珍しくありません。

一人のマネージャーが何人もの芸能人を担当している場合もあります。

管理に漏れが出てきやすく、小さなミスが積み重なっていく可能性が高いです。

そのうち、重要な仕事の連絡を忘れるなど大きなトラブルが起こることも十分考えられます。

人数が多いと単純に仕事が回ってくる頻度が下がってしまうことも問題です。

必死に努力を続けることで、その中で頭角を現していくことが求められます。

ハングリー精神が旺盛であれば良い環境といえますが、地道に成長していきたいなら最適とはいえません。

一人ひとりについてしっかり見てくれるところを選んだほうが得策

一人ひとりについてしっかり見てくれるところを選んだほうが得策です。

どのような強みをもっているのかを調べておくことも大切です。

有名な俳優が多いところもありますし、売れているアーティストの割合が高いところもあるでしょう。

いろいろな強みをあわせ持っているケースも見受けられますが、どれかに特化しているケースも少なくありません。

自分の目指す分野に関する強みがないなら、選ばないように注意する必要があります。

たとえば俳優志望の人がアーティストに力を入れている事務所を選択しても、あまり仕事は回ってこないと予想されます。

回ってきたとしても、話題作りのためにアーティストを俳優として起用することもありえます。

保健機能食品に属する機能性表示食品とは

食品

林田学先生が解説!機能性表示食品とは?

平成27年4月から新たに始まった機能性表示食品は、保健機能食品に含まれます。保健機能食品制度には、国が有効性や安全性について個別に審査を行って、その結果許可が下りた特定保健用食品と、国が定める特定の栄養成分の規格基準に適合した栄養機能食品が元々ありましたが、そこに新しく機能性表示食品制度ができて、食品の持つ機能や目的の違いによって分けられています。ちなみに、保健機能食品よりも効果が高いのは医薬品であり、これには医薬部外品も含まれます。機能性の表示が行われないものは一般食品に分類されていますので、効能などを謳うことはできません。

機能性表示食品は機能性を表示することのできる食品ですので、脂肪の吸収を穏やかにする・お腹の調子を整えるといった健康の維持や増進に役立つ働きを持ちます。その健康効果を機能性と言い、その働き自体を広告や商品のパッケージで表示できるのが大きな特徴です。安全性の確保が大前提となっていて、科学的根拠に基づいた機能性が認められるものでなければなりません。更に重要なのが、その機能性が事業者の責任において表示されるという点であり、これにより商品を販売する側はむやみに機能性を謳うことができなくなります。消費者はその商品が持つ働きや得られる効能を見ながら選びますので、正しく選ぶことができるように適正な情報でなければなりません。

これまでは食品の機能性に関して表示を認められていたのは特定保健用食品と栄養機能食品だけでしたが、新たに機能性表示食品ができましたので安全性や機能性において一定の条件をクリアできれば企業や生産者の責任の下で健康効果や機能を表示できるようになりました。これまで私たちが頻繁に耳にしていたトクホとは特定保健用食品のことを指し、健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められていて、コレステロールの吸収を抑える、糖の吸収を抑えるなどの表示が認可されています。

広告やテレビCMなどでも頻繁に見ることができる

企業などが独自の判断で表示を決めているわけではなく、表示されている効果や安全性について国が審査を行って食品ごとに消費者庁長官が許可を行っています。実際に探す時にはトクホマークがついていますのですぐに分かります。テレビCMなどでも見かけることが多いですし、脂肪の燃焼をしやすい、脂肪をつきにくくするなどのフレーズは商品を宣伝する広告やテレビCMなどでも頻繁に見ることができます。

もう一つの栄養機能食品の方は、既に科学的根拠が確認された栄養成分が一定の基準値量含まれていれば、特に届け出る必要もなく国が定めた表現によって機能性を表示できることになっています。一般的にはサプリメントで見かけることが多く、国が指定しているのはビタミンやミネラルなどの17種類の栄養成分です。それらを一定量含んでいれば各企業の判断で栄養機能食品に指定できますので、トクホよりはハードルが低くなっています。

指定した商品のパッケージなどには栄養成分そのものの効能を記載することができますので、消費者はその効能から必要なものを選ぶことになります。表示できる栄養成分を詳しく見てみると、人間に不可欠な栄養素のうち科学的根拠が認められて確立されたものに限られており、カルシウム・亜鉛をはじめとしたミネラル5種類とナイアシン・パントテン酸・ビオチンをはじめとしたビタミン12種類が該当します。

生鮮食品を含めてすべての食品が対象となっている

機能性表示食品制度の特徴については、生鮮食品を含めてすべての食品が対象となっています。未成年者や妊産婦および授乳中の女性を除いた疾病に罹患していない人を対象にした食品であり、安全性及び機能性の根拠となる情報については健康被害の情報収集体制などの必要な事項が商品の販売前に事業者より消費者庁長官に届けられます。注意したいのは特定保健用食品とは違って国が安全性や機能性の審査は行っていませんので、事業者が判断した食品だという点です。届け出た際の情報を確認したければ、消費者庁のウェブサイトに公開されていますので閲覧することが可能です。

論文などの科学的根拠を示すことができれば国の審査を受けることなく健康への効果を表示できるものですので、根拠が曖昧な届け出も増えるのではないかという懸念もあります。ですから消費者も選ぶ目を養うことが重要ですが、それぞれの成分が持つ働きを分かりやすく示すために様々な努力をする企業も増えていますので、効能についての詳しい説明がされているものを選べれば安心です。

消費者の目を引く機能表示に関してはお腹の調子を整える、脂肪の吸収を穏やかにするといった短くて覚えやすい言葉が多いのですが、それらの機能について補足説明がされていると親切です。結局のところ、これまで機能性を表示することのできなかった食品まで表示できるようになりましたので、特定保健用食品や栄養機能食品に該当しないものと考えるのが妥当です。ただし、ルールに則らない商品に関しては表示できませんので、ある程度の信頼はあると専門家の林田学先生は言及しています。林田学

歯周病を予防するためのポイント

歯周病予防には毎日の歯磨きが大切

健康な状態の人でも、歯と歯茎の間には隙間が1mmから2mmほどあります。
しかし炎症が起きると徐々に広がってしまい、隙間から菌が侵入して歯槽骨や歯根膜を破壊して最終的には歯が抜けます。

これらがいわゆる歯周病と呼ばれる病気の正体で、ある日突然歯が抜け落ちるわけではありません。
徐々に隙間が広がり進行していく病気なので、日頃のケアが重要になってきます。

ケアをしっかりしていれば予防できる病気なので、毎日欠かさず行うようにしましょう。
予防法の基本となるのが、毎日の歯磨きです。

歯周病の原因は細菌性プラークなので、プラークを取り除く歯磨きが重要になってきます。

歯磨きで大切なポイントは、歯ブラシと自分にあった磨き方を習得することです。
歯ブラシは適切なサイズや固さを選び、持つときは鉛筆と同じ持ち方をしましょう。

参考:歯周病専門医小延歯科による歯ブラシの指導

また歯磨きで使用するのは、歯ブラシだけではありません。
歯と歯の間や一番奥の部分は、一般的な歯ブラシだけではプラークを取り除くことができません。

そこで歯ブラシの代わりに使用したいのが、歯間ブラシやデンタルフロスなどです。
歯間ブラシやデンタルフロスを使えば、歯ブラシだけでは磨けない細かい場所も磨けるようになります。

定期的にクリニックに通ってケアを受ける

歯磨きをするときには、磨く場所に合わせて使う道具も替えるようにしましょう。
歯周病のケアにはスクラッピング法とバス法の2種類ありますが、自分に最適な方法はどれかわかりません。

最適な磨き方を見つけたいなら、歯科医などに相談するのがベストです。
しかし毎日歯磨きをしていても、セルフケアだけではリスクは完全に排除できません。

ですから定期的にクリニックに通って、専門的なケアを受けると良いでしょう。
最近のクリニックには、歯の治療ではなく予防を目的する予防歯科があります。
予防歯科ではより効果の高いケアを受けることができますし、専門家の指導を受けて正しい知識を身につけることも可能です。

また予防歯科に通っておけば、歯周病を早期に発見し治療を始めることができます。
歯周病を発症させないため、素早く治療するためにも定期的にケアを受けましょう。

定期的に専門家のケアを受けていても、生活習慣に問題があるとリスクは高くなったままです。
喫煙の習慣やバランスが悪い食生活は見直して、食べるときには良く噛んで食べるようにしましょう。
予防するためには、毎日の歯磨きと専門家のケアに加え生活習慣の改善もポイントになります。