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芸能事務所の選び方
芸能活動をするには大きく分けて2つの方法があります、芸能事務所に所属する方法と事業主になって運営もしていく方法です。
一定の成功を収めた芸能人であれば後者を選ぶことも珍しくありませんが、新人にとっては非常にハードルが高いです。
したがって多くの場合は、前者の方法を選ぶことが芸能という分野への入口になります。
そこで重要なのは自分に合っている芸能事務所を選択することです。
いろいろな観点から自分との相性を探っていくことが求められます。
たとえば経済的な負担も重要な判断材料の一つです。
所属をしたら給料をもらえるので、お金の心配は不要だと思っていませんか。
もしくは給料の高さだけを気にしている人もいるかもしれません。
もしそのように考えているなら、すぐに認識を改める必要があります。
収入が出費を上回ってしまう可能性もあることを知っておきましょう。
芸能事務所によって経営の状態は千差万別というのが実情です。
毎月多額の利益を得ているところもあれば、利益の少ない月が続いているところもあります。
後者のようなケースにおいては、本来の芸能活動以外でも収益を得るための活動をしなければなりません。
そのため所属するのに費用が必要であったり、レッスンを受ける際に料金を求められたりすることも多いです。
もちろんお金がかかるからといって悪いことばかりではありません。
レッスン料をとっている場合は、他より充実したカリキュラムを組んでいることもあるでしょう。
レッスンを重視して芸能事務所を探しているなら良い選択肢になる
レッスンを重視して芸能事務所を探しているなら良い選択肢になります。
ただし経済的に余裕がある人であれば問題はありませんが、しっかりと収入を得たい人にとっては相性が悪いといえます。
雰囲気や人間性の相性も選択するときの大切な基準です。
芸能事務所は人間関係が非常に濃密な場所なので、それらに問題があるとすぐに辞めることになるかもしれません。
基本的に仕事は自分で取ってくるのではなく、営業職の人たちが所属している芸能人を売り込むことで受けてきます。
つまり自分だけが努力をしても、脚光を浴びるどころか仕事をすることすらできないのです。
ある程度仕事ができるようになると、スケジュールの管理はマネージャーに任せることになるでしょう。
出演のオファーもマネージャーを通して受けるようになります。
言い換えると、常にチームとして動いているという認識を持たなければなりません。
雰囲気に馴染めなかったり人間関係が悪かったりすると、とても働きにくい状況になってしまいます。
逆にそれらが良好であれば、のびのびと働けるので才能を発揮しやすくなるメリットがあります。
一匹狼のような性格の芸能人もいますが、そのような振る舞いが許されるのはある程度売れてからです。
最初からそのような態度で過ごしていると、仕事をもらえないどころか解雇になってもおかしくありません。
だからといって、本来の自分を偽って無理をしているとストレスが溜まって続けるのが難しくなるでしょう。
大切なのは無理をせずに過ごせるかどうかを事前に見極めてから選ぶこと
大切なのは無理をせずに過ごせるかどうかを事前に見極めてから選ぶことです。
また、環境についてチェックしておくことも忘れないようにしてください。
環境というのは所在地や所属している人数などです。
たとえば自宅から何時かもかかる場所であれば、当然のことながら通い続けるのは困難です。
睡眠時間が大きく削られることになりますし、しっかりとレッスンを受けるのも難しくなります。
近くに下宿できるような環境があれば良いですが、いろいろな事情でそう上手くはいかないケースも多いでしょう。
また人数が多すぎると、いろいろな弊害が生じることも珍しくありません。
一人のマネージャーが何人もの芸能人を担当している場合もあります。
管理に漏れが出てきやすく、小さなミスが積み重なっていく可能性が高いです。
そのうち、重要な仕事の連絡を忘れるなど大きなトラブルが起こることも十分考えられます。
人数が多いと単純に仕事が回ってくる頻度が下がってしまうことも問題です。
必死に努力を続けることで、その中で頭角を現していくことが求められます。
ハングリー精神が旺盛であれば良い環境といえますが、地道に成長していきたいなら最適とはいえません。
一人ひとりについてしっかり見てくれるところを選んだほうが得策
一人ひとりについてしっかり見てくれるところを選んだほうが得策です。
どのような強みをもっているのかを調べておくことも大切です。
有名な俳優が多いところもありますし、売れているアーティストの割合が高いところもあるでしょう。
いろいろな強みをあわせ持っているケースも見受けられますが、どれかに特化しているケースも少なくありません。
自分の目指す分野に関する強みがないなら、選ばないように注意する必要があります。
たとえば俳優志望の人がアーティストに力を入れている事務所を選択しても、あまり仕事は回ってこないと予想されます。
回ってきたとしても、話題作りのためにアーティストを俳優として起用することもありえます。
最終更新日 2025年3月29日 by sngroup