鈴木さんが教える!台風に備えて様々な対策をしておこう

台風

1.鈴木貞一郎が考える台風への備えとは?

毎年梅雨のころから秋口まで日本列島に接近し、場合によっては大きな被害をもたらすのが台風です。

近年では日本に台風が上陸し大規模な洪水を引き起こしたり、高潮により多くの車が被害に遭ったり、そこから大規模な停電に発展したりと日本各地で多くの被害が確認されました。

自然災害は避けて通ることはできないものですが、日頃から万が一の時に備えをしておきたいものです。
特に台風は事前にいつごろどの地域に危害が及ぶのかということがある程度分かっているため、事前にしておくべき対策を行いたいと鈴木貞一郎は注意を促しています。

まず対策として雨戸のがたつきをチェックしましょう。
台風が接近すると、その進路にあたる地域はもちろんのこと、その周辺でも広範囲で強風や暴風雨などの被害が発生することになります。

普段では考えられないような強風が吹き荒れることになりますが、その中でも特に気をつけて早めに対策をしておきたいのが雨戸のガタつきです。

日頃から雨戸を使っている家庭は大丈夫かもしれませんが、肝心な時に雨戸を閉めようとしたら全く動かないことにでもなれば、大パニックになってしまいます。

雨戸を閉めることで窓の破損を防ぐことができます。
日頃から使っていないのであれば、メンテナンスを怠らずに、常にいつでも使用できる状態にしておくと安心です。

2.窓の周辺やベランダ、家の外回りも十分にチェック

そして窓の周辺やベランダ、家の外回りも十分にチェックしましょう。
これらは雨戸のチェックと一緒に確認しておきたいところです。

庭やベランダ、窓の周囲には植木鉢や物干し竿などの、危険なものがたくさんあります。

植木鉢や物干し竿なんて重いし飛ばないだろうと思っている人もいるかもしれませんが、これらは強風に飛ばされる可能性は十分にあり、万が一吹き飛ばされて誰かにあたれば大怪我にもつながります。

風雨が強まってくると屋外での作業は難しくなります。
そのため風雨が強くなる前に家の周りはしっかりと片付けて、外に出しておかなくてもよいものは影響を受けない場所へ移動させておくことが大切です。

また雨戸を設置していない家庭もあることでしょう。
このようなところは物が飛んできて窓が割れる可能性もあります。

このような場合には窓ガラス飛散フィルムなどを貼り補強しておくと安心です。
フィルムはホームセンターなどでも安価に購入ができ、通信販売でも購入することができます。

3.非常用の水や食料、懐中電灯やろうそくなど準備しておく

そして台風によって洪水や土砂崩れなどの自然災害が発生した場合には、一時的に自宅から出られずに孤立する可能性もあるでしょう。
そこまで自宅に被害が及ばなかったとても、断水や停電などによって水も使えない、電気も使えなくなることが考えられます。

ライフラインがすべて使えなくなり、家から孤立してしまうのです。
そのためにも非常用の水や食料、懐中電灯やろうそくなど中には、日ごろから非常袋などにまとめて準備しておくことが大切です。

飲料水や非常食などをしっかりと備蓄していても、実は賞味期限が切れているという話もよく聞かれるものです。
万が一の際に何も役に立たないことにもなるため、非常食や防災グッズは定期的にチェックをするようにしましょう。

特に毎年9月1日は防災の日に指定されているため、この日を防災アイテムのチェックをする日に決めるのもよいでしょう。
そして台風の接近により洪水の危険性がある地域は、屋内の浸水対策を考えましょう。

洪水が発生した場合には、屋内に水が侵入してくる可能性があります。

一階は水に浸かってしまう可能性もあるため、事前に貴重品や電化製品などのが水に浸かるのを避けるためにも、移動できるものは二階や高い場所に移動させておくと安心です。

4.上の階にも簡易トイレを準備しておくと安心

床上にまで浸水が及んだ場合に、電化製品は水没すると使用不可能となります。
また上の階にトイレの設備がない場合には、簡易トイレを準備しておくと安心です。

家屋が浸水すると元通りになるまでにはかなりの時間を要します。
日ごろから様々なことを想定し、非常時の対策をすることが大切です。

また車の安全対策も欠かせません。
自宅と同様に心配なのが車です。

特に車を屋外に駐車している場合には、洪水だけではなく風の対策も重要です。
できれば屋内の駐車場やガレージなどに避難させるのが一番です。

車を避難させる場合には水没の可能性がある地域や地下の駐車場は避けましょう。
万が一強風で車の窓ガラスが割れたり洪水で水没し廃車になることも考えられます。

この場合には車両保険に入ることで保険が適用されます。
車に水が流されたり土砂災害で埋もれる可能性もあるため、車に関する保険証などの書類はコピーを取ったり、違う場所に保管しておくことも大切です。

これらは車両保険に加入していることが前提です。
もしも車両保険を外している人は、近年の被害を参考にし、今一度保険の見直しを検討するのもお薦めです。

そしてなんといっても一番大切なのは自分の身を守ることです。
住宅や車に被害がなくても、自分に被害が及んではなにも意味がありません。

常に最新の災害情報をチェックし、危険を感じた場合には早めの判断で避難することを頭に入れておきましょう。

最終更新日 2025年2月19日 by sngroup