起業家を目指すときに知っておきたいことを光本氏から学ぶ

最終更新日 2024年2月14日 by sngroup

「起業を考えている」
「光本勇介氏のような起業家になりたい」
「脱サラして起業する際の注意点を知りたい」

お金を稼ぐ手段は様々ありますが、一般的には4種類あると言われています。
8割以上の人が、会社に勤めてお金を稼ぐわけですが、それ以外にも起業家と言う方法があります。
後は株式投資やビジネスオーナーなどもあり、どれをやっても良いかもしれません。
これから起業家を目指すならば、どのようなことに注意をしたらよいでしょうか。

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いきなり会社を立ち上げるのは完全なリスクがある

まず、いきなり会社を立ち上げるのは完全なリスクがあるためそれを避けなければいけません。
よく、有名な人が会社を立ち上げてかなり大成功したと言う話もありますが、それを真似して会社を立ち上げるのはかなり危険といえます。
なぜなら、そこにはまだ経験が存在しないからです。
そして、成功者の話も実は表面的な話だけで失敗談などを一切語られていないケースも少なくありません。
例えば、大成功を収めた人がいる場合、いきなり大成功したわけではなく大抵の場合50回から100回位小さな失敗をしています。
その中には、大きな失敗もあるかもしれませんが、いきなりスタートした時点で大きな失敗をすると借金だけを背負ってしまい、返済のももう一度会社員としてやり直さなければいけなくなります。
会社員になれればいいですが、残念ながら日本の場合途中から会社員になるケースが少なく、転職ができたとしても給料が下がるだけです。
それならば、初めから起業家を目指さないか別の方法を考えた方が良いかもしれません。

本気で会社を立ち上げたい場合は並行して行うことが重要

ではどのような方法が良いかと言えば、本気で会社を立ち上げたい場合は並行して行うことが重要になります。
つまり、今までやっていた仕事を辞めずに週末だけ会社を立ち上げるような形です。
ただ会社を立ち上げるといっても、資本金等が必要になるためあらかじめお金を持っていれば良いですが、そうでない場合は個人事業主からスタートする必要があります。
例えば、物販ならばオークションサイトなどを使って行うのが良いかもしれません。
もちろんこの点に関しては否定的な意見を述べる人もいるでしょう。
自分は会社を立ち上げたいのに、なぜオークションサイトで販売をしなければならないのかといった疑問が出てくるのも無理はありません。
しかし、常にオークションサイトを使いと言うわけではありません。
本当に自分がこれから売却しようとしている商品は、売却できるのかどうかといった問題があります。
仮に売却できたとしても黒字になるかどうかは分かりません。
大抵の場合、赤字からスタートするはずです。
そして初期投資なども結構かかるため、まずは小さく試してみるのも良いかもしれません。

ビジネスをスタートさせる際の注意点

ネットオークションで何かを販売する場合、仮に赤字になるとしても数万円程度で済むことがあるでしょう。
これがこけた場合でも、数万円の損失になるだけでそれほど大きな被害を被る事はありません。
少なくともそれだけで人生が変わってしまうように大失敗をすることもないはずです。
規模を拡大したい場合でも、小規模のところからスタートしてそれで黒字になるようであれば少しずつ希望を大きくしましょう。
この時注意をしておきたいのは、最初のうちは赤字で次第に黒字になったとしても、それだけでゴーサインを出さないことです。
3年から5年ぐらい続けていればおおよその流れはわかりますが、最初の1年目で黒字になったからといってその調子で規模を拡大すると一気にこける可能性があります。
たまたま黒字が出ているだけの可能性もあるため、売り上げも伸ばし利益を出すことができるのは良い事ですが、それだけで終りにしないことが大事です。

いきなり会社を立ち上げるようなことを避けた方が良い

まずしばらく赤字の状態が続き、それから黒字に転換したとしても、2年から3年ぐらいは様子を見た方が良いです。
その間に、必ずと言っていいほど売り上げ不振になる状態が訪れます。
この時に規模拡大をすると、売り上げが不信になった分赤字も倍になってしまい、それこそ自分の身体が持ちません。
そこで少しずつ規模を広げるのは良いですが、いきなり会社を立ち上げるようなことを避けた方が良いです。
3年も行えば、おおよそどのような流れになり、危機等が訪れればそれに対する対応策もできるようになります。
調子がいい時も重要になりますが、その時の状態が常に続くと考えてはいけません。
やはり、必ず上下動があることを自分の身体で覚えて、そこからさらに売り上げを伸ばすことができれば会社を立ち上げるのが良いかもしれません。
会社を立ち上げる場合には、場所等が必要になりますが実はこれが1番大きな出費になります。
初期費用の中で場所に関する費用は非常に高く、物販の場合はテナント代や倉庫等を借りる必要があります。

まとめ

サービス業の場合であっても、全く場所が必要としないケースもありますが、場所が必要になることもあるでしょう。
例えば、マッサージ店を開く場合でもテナント等がお金がかかります。
その人を雇うかどうかですが、自分では回し切れない状態が長く続いた場合に人を雇うのが良いです。
この場合自分のもらうお金は減りますが、拡大するためにはやむを得ないことです。